年齢とともに肌が重力に耐えきれなくなり、たるみに悩みぬいている人は多いのではないでしょうか。
最近ではスマホを見る時に下を向くことが増えたせいか、若い人でもたるみが起こりやすいのだそうです。
そんな時にぜひおこないたいのが、リフトアップですよね。
でもせっかく顔を引き上げることができるとわかっていても、即効性がないとやる気が出ないもの。
そこで今回はリフトアップは即効性が大事ということで、すぐに効果が出る方法についてご紹介していきます。
リフトアップを効果的におこなうためには?
鏡を見るとなんとなく老けた…と落ち込む人も多いかもしれません。
その原因としては、顔の筋肉が衰えて前に比べて頬の位置が低くなったことが挙げられます。
それに伴いフェイスラインの崩れや、鼻筋がスッキリしないなどの影響が出てきてしまうのです。
さらにたるんでしまった肌は、デコボコとしていてなめらかさがないのが特徴なんですよね。
美肌を意識している人にとっては、肌のたるみは非常に恐ろしいことなんです。
肌がたるんでしまったときは、肌を重力に逆らって持ち上げるリフトアップが効果的です。
では具体的にどのようなリフトアップのやり方があるのか、効果が高いだけでなく即効性が期待できる方法を見ていきましょう。
即効性が期待できるやり方
今日は就活用の証明写真を撮る日なのに、顔がたるんでシャキッと見えない…。
肌にハリがなかったりフェイスラインがはっきりしなかったりすると、第一印象もぼやけてしまいがちですよね。
そんな時に即効性が期待できる、今すぐにでも手軽にできる方法があります。
やり方は親指と人差し指で耳たぶを上に折り曲げ、そのまま横にゆっくり引っ張っていくだけです。
耳たぶをそのまま引っ張るよりも、折り曲げてから引っ張った方がより引っ張られる感じが強くなると思います。
その後に口をいっぱい開けて、盛り上がった頬を手のひらで押すように揉み込んでいきます。
硬くなった筋肉をほぐしてあげることで、垂れてほうれい線になりやすい部分を引き上げやすくなるのですね。
頬の位置を高くすると若々しい印象を与えてくれるので、今すぐにでも顔を引き上げたいという人はおすすめです。
マッサージ前に比べてほうれい線が薄くなって、頬の位置が高くなってきます。
頬をマッサージするときには、強く押しすぎないように優しく揉むようにすると良いでしょう。
せっかく即効性があって顔が引き締まっても、赤くなってしまっては元も子もないですからね。
続けると良いリフトアップ法
即効性があることも大事だけれど、やはり毎日コツコツ続けることで目に見えて成果がわかる方法も心得ておきたいところです。
次にご紹介するのは即効性も期待できつつ、続けることで良い効果が出るリフトアップの方法となっています。
頬を高くしていくために、少しずつ圧力を加える方法です。
圧力を加えるといっても特に痛みを伴うようなマッサージではなく、あくまで気持ち良いくらいの強さでおこなうので安心してくださいね。
それでは具体的にどのような方法で頬に圧力をかけていくのか、詳しく見ていきましょう。
まずは両手で握りこぶしを作り、第二関節の部分を頬に当ててグーっと10秒程度じわじわ圧力をかけるように押します。
頬の骨に向かって、上へ上へと移動するように語りかけながらおこなうイメージですね。
少しずつずらしながら、両方の同じ位置のほっぺたを10秒ずつ押していきましょう。
手の大きさなどによりますが、だいたいは5〜6回押すことができるのではないでしょうか。
握りこぶしでの圧迫が終わったら、最後に手のひらで両方の頬骨をグーっと圧迫して押し込んでいきます。
毎日続けるとほっぺた全体が上に持ち上がって、若々しい見た目になっていきます。
日に日に頬が上になっていっているのを、実感できると思いますよ。
たるみを解消してスッキリ
たるみが目立つと、フェイスラインが崩れて締まりのない見た目になってしまいます。
そんなたるみを解消してスッキリさせるための方法が、あごを圧迫するやり方です。
あごを圧迫すると聞くと痛みを伴いそうですが、逆に気持ちが良いくらいの力でおこなうので安心してください。
まずは両手の親指をあごの下に添えて、ゆっくりと力を入れながら10秒グーっと押し上げていきます。
位置を横にずらして、もう一度親指であごを10秒上に押していきましょう。
よりリフトアップ効果を期待するなら、あごのラインに合わせて中心から少しずつ位置をずらして押していくと良いです。
押すときにはいきなり力を入れないで、徐々に力を込めていくのが正しい方法です。
またこの方法でマッサージをするときには、親指の爪が伸びていないか確認してくださいね。
老廃物を押し流してスッキリ
たるみの原因は、実は排出されなかった老廃物である場合もあります。
老廃物が溜まるとたるみだけでなくむくみの原因にもなり、全体が締まりのない印象になりますよね。
そんな時はリンパの流れに沿って、老廃物をうまく流していきましょう。
リンパの部分のマッサージはデリケートな箇所なので、力が入りすぎないように手の甲を使ってください。
両側の首の部分に手の甲を当てて、流すように上から下へ撫でていきます。
リンパの流れを活発にして老廃物を取り除くと、意外と即効性が期待できるのです。
そのため即効性のある、耳たぶを引っ張る方法と合わせておこなうのもおすすめです。
このマッサージもどこでもできるやり方なので、少し時間ができた時などに活用してみると良いですね。
鼻筋の通ったスッキリ顔に
たるみは顔の筋肉がある部分だけではなく、実は鼻筋の通りも悪くしているのです。
鼻は顔の中心にあるので、鼻筋が通っていないと一気に印象が悪くなってしまいます。
また鼻の周辺をそのままにしておくと、将来たるみなどに悩まされることになるのです。
鼻筋の通った綺麗な引き締まった鼻をつくっていくには、鼻の付け根と眉間を上下に引っ張るのがおすすめです。
眉間はシワがよりやすいイメージですが、そこからたるんできやすい箇所でもあるんですね。
眉間と鼻の付け根をそれぞれ左右の指でつまみ、ゆっくり力を入れずに引っ張ります。
10秒くらいジンワリと引っ張ることで、顔の中心部分のたるんだ部分を引き上げることができるのです。
鼻筋が引き締まると、周りの筋肉もそれに合わせて引き上がります。
そして全体的に引き締まって、スッキリとした印象になるのです。
一見するとリフトとは関係なさそうなところをマッサージすることで、意外に良い成果を得ることができるんですね。
顔にある筋肉を引き締める
筋肉を鍛えるというと、腕や足などを思い浮かべます。
しかし顔にも表情筋という筋肉があり、加齢により衰えると表情筋がたるんできてしまうのです。
筋肉とともに皮膚が垂れ下がり、見た目が老ける一因になっているんですね。
そこでまずは口角をグッと上げて、そのままの状態を10秒キープします。
顔の筋肉は普段から意識しないとなかなか鍛える機会はないので、最初はたった10秒でも結構キツイと思います。
口角を上げて10秒経ったら、次はそのままアゴを前に突き出しましょう。
人にはお見せできないものすごい表情になりますが普段しない表情をするからこそ、より筋肉が鍛えられてたるみも改善してくるんですね。
ひっつめアップの髪型をする
芸能人の中でも、しわやたるみを目立たなくするために髪型をひっつめアップにしている人もいますよね。
ひっつめアップの髪型はこめかみから前髪の生え際まで一気に引っ張ってくれるので、目元のしわ改善やリフトアップの効果抜群なのです。
ポイントは頭の高い位置でポニーテールにして、ゴムをキツめに結ぶこと。
強めの力で引っ張ることで、より顔全体を引き上げられるのですね。
ただあまりにも髪を引っ張りすぎると、今度は頭皮に負担をかけることになるので痛みを感じない程度に抑えてください。
リフトアップにヒアルロン酸の効果はある?
自分でリフトアップのマッサージなどをするのは面倒、そして時間がないという人におすすめなのが病院でのケアです。
たるんでくると脂肪が少なくなった部分がへこんで、デコボコとした肌になってしまいます。
そんなへこんだ肌の部分にヒアルロン酸を注入することで、凹凸のないなめらかでふっくらした肌を手に入れることができるのです。
また頬を高い位置にするように注入すれば、若々しく明るい表情を作れます。
ヒアルロン酸によるリフトは麻酔クリームを塗ってからおこなうので痛みはさほどないですし、腫れがひどいといった症状もありません。
ヒアルロン酸は注入してすぐメイクをすることもできるので、短時間で効果を実感したい人にはぴったりです。
ヒアルロン酸は注入してから10〜12ヶ月くらいで自然に体内に吸収されていくので、何度も入れ直す必要があります。
プチ整形としてヒアルロン酸注射はたくさんおこなわれているため、安全性も高いのが安心できるポイントです。
ダウンタイムもないのでストレスがないのも嬉しいところですね。
まとめ
リフトアップは即効性が大事ということで、すぐに効果が出る方法についてご紹介してきました。
頬の高さが出ず、筋肉が弱ってくることでたるみは出てしまう症状なのです。
耳たぶを引っ張ったりこぶしを頬に当てたり、お金をかけなくても肌のたるみを取って小顔に近づくには良いことがたくさんあるんですね。
いつまでも若々しい見た目でいられるためには、やはり毎日コツコツ顔を引き上げていくのが一番ですね!
どうしても自分でのケアが困難ということであれば、美容クリニックに行ってヒアルロン酸注射をしてもらいましょう。
ヒアルロン酸注射は即効性があり、注入してからすぐに効果現れてきます。
副作用等の心配もほとんどないので、低リスクでリフトアップを実感することが出来るおすすめの方法です。