適度な細さと高い鼻は、日本人にとって憧れですよね。
一見すると高そうでも、横から見ると意外と鼻筋が通っていないことも結構あります。
手軽に低い部分を高くできるヒアルロン酸などを使用したプチ整形も人気ですが、割と早い時期に元の状態に自然と戻ってしまうのがデメリットです。
ヒアルロン酸注射が物足りない人には一度施術するとずっと効果が続き、ヒアルロン酸よりも高くできるプロテーゼがおすすめになります。
でも本格的な整形手術というイメージも強いので、やはり値段設定が気になってしまうところ。
また豊胸手術などは抵抗があまりなくても、顔となると躊躇してしまうものです。
そこで今回は鼻を高くしたい人に向けて、プロテーゼの値段はどのくらいなのか詳しくご紹介していきます。
鼻プロテーゼはどんな人に向いているの?
プロテーゼを入れるのがおすすめな人は、どんな人なのでしょうか。
もし当てはまったら、ヒアルロン酸などの方法よりも思い切ってプロテーゼ挿入にした方が良いかもしれません。
先が丸くなった団子鼻の人
鼻の先が丸く団子状になっている人は、日本人ではかなり多いですよね。
顔の中心部が丸くなっていることで幼く見えたり、洗練された雰囲気になりきれない印象があります。
筋を通して先を細くしてあげることで、顔全体が引き締まってくるのです。
先が丸くなっているとヒアルロン酸を注入してもなかなか改善できず、むしろ筋が太くなってしまいます。
筋を通すことで、団子状の部分が引き締まるのですね。
鼻筋が綺麗に通ってない人
横から見てスッと筋が通っていない人も、意外と多いのではないでしょうか。
カーブがある人や凹凸がある人など様々ですが、こうした悩みを持つ人が主におこなうのがヒアルロン酸注入です。
しかしヒアルロン酸は時間が経つと体に成分が吸収されてしまったり、想像よりもボリュームが出てしまったりとデメリットもあります。
プロテーゼなら挿入すればそれだけで筋がスッと通るので、余計な心配は無用なのですね。
目と目の間が平坦で低い人
日本人は基本的に目と目の間は平坦で低めなので、全体的にのっぺりとした印象になります。
この目と目の間を高くしてあげれば、立体的な顔となってメリハリが出ます。
あまり高くし過ぎると不自然な仕上がりになりますが、適度な高さを保てば自然に立体感を出せるのです。
なかなか目と目の間は、ヒアルロン酸注入ではうまく高さやしっかりしたラインを出すことができません。
そのため、きちんと手術を受ける必要が出てくるのですね。
半永久的な効果を求める人
ヒアルロン酸の最大のデメリットは、じきに成分が体に吸収されてしまう点です。
この効果が有限であることが、施術を受けても意味がないのでは?と思わせる原因にもなっています。
一方でプロテーゼ挿入は一度入れてしまえば半永久的に効果が持続するので、再度同じ施術を受けずに済むのです。
美容整形手術は一度きりが良いという考えの人は、ぜひ受けたい施術のひとつですね。
鼻へのプロテーゼ挿入はどのくらいの値段?
プロテーゼを挿入することで、ヒアルロン酸注入などでは得られない効果を実感することができます。
しかし気になるのは、やはりお値段のこと。
しっかりとした手術なので、それなりの値段がかかりそうですが…実際はどうなのでしょうか。
具体的に医療機関ごとにみていきましょう。
湘南美容外科 | 98,000円 |
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共立美容外科 | 300,000円 |
城本クリニック | 250,000円 |
自由が丘クリニック | 450,000円 |
高須クリニック | 350,000円 |
安い病院だと10万円くらい、平均的には30〜40万円くらいの値段が多いです。
その他挿入の修正などは15万円程度のところが多いです。
また、追加費用がかかることもあるのであらかじめ確認しておきましょう。
挿入には手術が必要ということで、やはりヒアルロン酸などに比べるとかなり高い値段になりますね。
ただ何度もヒアルロン酸注入を繰り返すのを考えると、長い目で見ればお得になるといえるでしょう。
鼻プロテーゼと他の施術を併用することも
プロテーゼを挿入することだけおこなう場合もありますが、多くの場合でその他の施術と併用するケースが多いです。
多くは高さだけではなく幅を狭くしたり、細かい部分を調整したりする場合ですね。
根もとの高さはプロテーゼ挿入でほとんど悩みは解消するのですが、先端の丸みや高さは施術を併用しなくてはならなくなります。
では具体的にどんな施術を受ければ先端の悩みを解消できるのか、その他3種類の方法をみていきましょう。
溶ける糸で鼻先を高くする
溶ける糸を根もとと先端で留めて、先端を高く見せる方法です。
溶ける糸なので、少しずつ体に吸収されてやがてもとの状態に戻ります。
切開はせずメスを使わずに糸を入れられるので、ダウンタイムがほとんどないことがメリットとして挙げられます。
糸を入れたところの内出血や指で押した時の痛みなどは7〜10日で消えるので、安心できる方法です。
通常8本の糸を通して、気になる値段は120,000円ほどになります。
症例写真を見てもヒアルロン酸注入よりもつぶれにくく、さらに効果も長持ちします。
持続期間は半年ほどで、施術後2ヶ月を過ぎたあたりから徐々に糸が吸収され始めるのが特徴です。
デメリットとしては、半年から一年のスパンで施術を繰り返さなくてはならないことです。
施術時間も麻酔の時間やクールダウンの時間を抜いても10分程度で、手軽な方法といえるでしょう。
もしダウンタイムが長く続くときには診療時間内に予約をして、医師に相談して適切な治療を受けてください。
耳の軟骨を鼻先に移植する
耳の軟骨を先端に移植して、より自然な仕上がりに先を高くできる方法があります。
「耳介軟骨移植手術」という方法で、ほとんどがプロテーゼ挿入手術と併用されておこなわれるのが特徴です。
効果は半永久的で自身の体の一部を移植するので異物感がなく、アレルギーの心配もありません。
自然に先の尖った見た目にできるため、丸っこさがなくなります。
先端の向きを下に向けたり、まっすぐ前に向けたりできるので自由に形を整えられるメリットがあるのです。
ちなみに耳から軟骨を移植したとしても、耳の形が変わることや小さくなることはありません。
耳が聞こえにくくなるなどの問題もまずないので、安心して手術が受けられます。
大鼻翼軟骨を手術で縮小する
先端が団子状だったり、極端に幅が広い場合には形成手術で縮小することがあります。
小鼻を縮小することで洗練された雰囲気になり、スッと筋が通った見た目がよりスマートな仕上がりが可能になります。
プロテーゼを挿入するときに同時におこなうことが多く、きれいになった筋と外側の縮小した小鼻が1:1になるように整えていくのです。
また脂肪吸引して除去する方法もあり、個々の形や部位に合わせた施術がおこなわれます。
傷口は鼻の下や内側など普段覗き込まなければ見えないような位置にあるので、ほとんど目立ちません。
効果は半永久的に続くので、より効果的な方法を求めている人に向いています。
まとめ
鼻を高くしたい人に向けて、プロテーゼの値段はどのくらいなのか詳しくご紹介してきました。
半永久的に効果を得たい人やきれいに筋を通したい人には最適な方法で、手術により挿入します。
手術なので値段はヒアルロン酸などに比べ高く、30〜40万円が相場です。
一緒に先端を高く尖らせる形成手術もおこなうことが多く、よりきれいな仕上がりになります。
値段が高いように思えますが、効果が半永久的なので長い目で見ればお得な料金なのですね。
ぜひ顔の中心なので、きれいに整えていくために病院を予約して相談してみましょう。
小顔効果もあって最近では男性も施術を受ける人が増えてきています。
またボディの痩身や多汗症、ワキガなど気になることがあったら一緒にカウンセリングを受けてみるのも良いですね。