手軽に日帰りでできるリフトアップの方法として、非常に人気が高いミントリフト。
年齢を重ねるごとにほうれい線やフェイスラインのたるみなどが気になってきますが、これらを引き上げることでハリを取り戻す施術です。
美容整形のメニューは手軽にできることはもちろん大事なポイントではありますが、それ以上に気になることがあります。
それが術後の回復期間である「ダウンタイム」です。
ダウンタイムが短いほど日常生活に支障が見られないということになりますが、実際はどうなのでしょうか。
今回はミントリフトのダウンタイムについて、日常生活に支障はでないのかを詳しくご紹介していきます。
ミントリフトのダウンタイムはどのくらい?
美容整形がより身近な存在になってきている理由のひとつとして、術後の負担が少ないという点が挙げられます。
メスで切開をしない方法でおこなうので、傷跡が残ることもほとんどありません。
そのかわり針を挿入して医療用の糸を通すので、挿した部分が内出血をおこしたり少し腫れたりすることがあります。
内出血とはいっても広範囲ではなく、挿した周囲のみなのでメイクでカバーが可能です。
もし内出血を起こしてしまったとしても、腫れや赤みなどは2週間もあれば自然と消えていきます。
メイクでカバーできないような傷跡はまずできないことが多いので、仕事や学校などを休まなくても良いのが人気の理由です。
術後すぐにメイクをして帰ることができるので、仕事帰りにも施術ができる手軽さが嬉しいポイントですね。
ミントリフトのダウンタイムの過ごし方
ミントリフトのダウンタイムは短いのが特徴ですが、過ごし方によっては負担が減ったり増えたりする可能性があります。
日常生活に支障をきたさないためには、治療した後の過ごし方が重要なのです。
特別なことをする必要もなく一般的に過ごしていれば問題ないのですが、注意したいことが3つあるので詳しくみていきましょう。
長時間の入浴は避けること
治療した後はすぐにメイクをして帰れることから、洗顔および入浴もいつも通りすることができます。
しかし入浴に関しては、少し注意点があるのです。
糸を通すときに針を挿す関係上、内出血が起こって腫れが出ることがあります。
入浴時間が長いとそれだけ全身の血行が良くなり過ぎて、腫れや痛みが長引いてしまうことがあるのです。
術後に入浴をする場合にはシャワーを浴びるだけにするか、湯船に浸かっても少しの時間だけにしましょう。
激しい運動はしないこと
治療をした時に生じる副作用の中に少量の内出血による腫れがありますが、一般的に血行が良くなるとひどくなります。
汗をかくような激しい運動も血行が促進されるので、内出血の痛みや腫れがひどくなる可能性が高いのです。
治療を終えた後にそのままトレーニングジムに行く人はまずいないとは思いますが、運動の習慣がある人は注意しましょう。
毎日肌を清潔に保つこと
メスを使わないことにより傷口がほとんど残らないのが特徴ではありますが、やはり針を挿すので少しの傷はあります。
治療をした後に肌を清潔に保っていないと、そこからばい菌が入る可能性もあるのです。
余計なリスクを回避するためにも、自身で肌のお手入れをしていくのは重要になります。
特にメイクは夜に必ず落とすようにして、清潔を心がけましょう。
ミントリフトのダウンタイムが短い理由
ミントリフトのダウンタイムはほかの施術に比べたら短い方なのですが、それにはどんな理由があるのでしょうか。
治療のやり方や後で起こり得る症状などをしっかり頭に入れておけば、回復期間が短い理由も理解しやすいです。
具体的に治療の流れから回復期間が短い理由を、詳しく説明していきましょう。
メスは使わず糸を通すだけ
医療用の糸を使ったリフトアップの手術ではメスを使って皮膚を切開するのではなく、糸を通して顔の肌を引っ張り上げる方法です。
切開するとなると傷口の経過も見ていかなければならず、さらに回復期間が長引いて痛みが強くなりやすい特徴があります。
しかし針を挿すところのみ傷がつく形なので、施術を受ける人の負担が最小限で済むようになっているのです。
日帰りでおこなえて、すぐにメイクをして帰れるというのが人気の秘密でしょう。
糸の種類により痛みが違う
ミントリフトに使う素材は肌に通すと皮膚組織に引っかかるような、切り込みが入っているのが特徴です。
切り込みが大きければ大きいほど顔の引き上げ効果は高くなるのですが、ダウンタイムは長めになる傾向にあります。
とはいっても切開することに比べれば痛みはかなり少ないので、安心して受けられると言えるでしょう。
医師とカウンセリングをする際には、素材の種類による痛みの具合などを相談してみると良いですね。
針を挿した部分のみ内出血
糸は顔に針を挿して、こめかみ周辺の硬い筋肉に通して引っ張っていきます。
どうしても針で挿すときには傷がつきますが、目立つ傷ではなく点状に内出血を起こすイメージです。
内出血があっても目立つ傷跡ではないため、メイクを軽くすればほとんど目立ちません。
傷がほとんどできずに治療を終えられるというのが、多くの女性から支持を得ている理由のひとつです。
日を追うごとに症状は消える
回復期間中は個人差はあるものの、腫れや内出血、痛みがある場合があるのです。
しかし長く症状が続くわけではなく、腫れは治療の次の日にはだいぶ落ち着きます。
点状に出ていた内出血は、術後2週間ほどできれいに消えてなくなっていきます。
いつまでも違和感が出ることもなく、多くは1週間ほどで引き上がった感覚に慣れてくるようです。
回復期間が短いだけではなく、日を追うごとに良くなっているのを実感できるので安心ですね。
ヒアルロン酸注入と比べた仕上がりとは?
同じように日帰りでおこなえて、体に負担があまりない施術方法にヒアルロン酸注入があります。
ヒアルロン酸ももともと体の中にあるものなので、時間が経つとそのまま自然に体に吸収されていくのが特徴です。
ヒアルロン酸は注入することで肌に弾力やハリを与えられ、凹みなどを盛り上がらせることができます。
主にシワやほうれい線などにおこなうことが多いのですが、垂れ下がったたるみを根本から改善して引き上げることはできません。
あくまでハリが足りずにくぼんだ部分に、ボリュームを足す働きがあるのがヒアルロン酸なのですね。
そのため美容整形外科クリニックで施術を受ける際は、ヒアルロン酸とミントリフトを併用するとより効果を実感できます。
顔を引き上げてから、ボリュームのないところなどにはヒアルロン酸を注入する形です。
フェイスラインの出っ張りが気になる場合は、ボトックス注射も併用するとより効果的ですね。
こうすればコラーゲンとヒアルロン酸のダブル作用で若々しく、明るい印象を維持できるでしょう。
ヒアルロン酸は体に吸収されるのが3ヶ月から半年といわれているため、短いスパンで注入しなおす必要があります。
しかし併用している場合は、ミントリフトのお直しの際に一緒におこなうので十分ではないでしょうか。
まとめ
ミントリフトのダウンタイムについて、日常生活に支障はでないのかを詳しくご紹介してきました。
治療をしたあとも痛みや腫れなどの症状が出にくく、出たとしても短期間で消えていきやすいのが魅力です。
すぐに日常生活に戻ることができ、仕事や学校に支障がでにくいのが特徴となっています。
回復期間の過ごし方に気をつければ、日を追うごとにどんどん傷は治っていくのです。
ヒアルロン酸とは併用することで、よりハリのある若々しい印象を与えることができます。
人気の施術なので、肌のたるみが気になっている人は試してみてはいかがでしょうか。