顔の大きさや形で悩んだことがある人は、実は結構多いのではないでしょうか。
顔や頬骨が小さいと、無条件で印象が良くなることが多いですよね。
特に大きさや形を印象づけるのが、顎の部分の形です。
いわゆる「ホームベース型」といわれる形だと、全体が大きく出っ張って見えてしまいます。
そんな時にコンプレックスを解消する美容整形の方法が、エラ削りです。
大掛かりな手術になることは想像がつきますが、いったいどのくらいの費用がかかるものなのでしょうか。
そこで今回はエラ削りが人気な理由と、どのくらいの費用がかかるのかを詳しくご紹介していきます。
エラ削りが良くおこなわれている理由とは?
エラ削りをすることで「卵型」の形になり、いろんな髪型が似合うようになったり顔の大きさが小さくなったりします。
結構敷居が高そうな方法なのに対して、実は結構人気があるのも特徴なのです。
それには主に見た目に関する、重要な理由があるからなのですね。
では具体的に人気の理由はどういったことが挙げられるのか、詳しく見ていきましょう。
傷跡が外からは目立たない
顎の出っ張った部分を切除するというのは、想像しただけで大掛かりな手術だということがわかります。
しかし実は外からの見た目だと、骨を削ったということがわかる傷跡はわからないのです。
傷跡がわからない理由は、骨を削る時に口の中から切開をしておこなうからです。
顎を削る場合は口の中からおこなうと痺れの後遺症が出る可能性があるため、顎の下部分から切開します。
上を向いたとしても傷跡はごくわずかで、凝視しないとわからないくらいです。
こうした傷跡の目立たない仕上がりが、人気の秘密とも言えるでしょう。
顔がスッキリした印象になる
エラが出っ張っているとむくんだような見た目になりやすく、体は痩せたとしても顔痩せがしにくい状態になります。
出っ張っている部分を削っていくことで、下膨れの顔がスッキリして見えるようになるのです。
エラ削りと一緒に顎も削ることで、よりシャープな印象に近づくことができます。
顎の形からエラのみ削れば良いのか、それとも顎も一緒に削った方が良いのかを決めると良いでしょう。
スッキリしていると、体が多少ぽっちゃりしていても目立ちにくいというメリットがあります。
顔全体が小さくまとまる
エラが張っていると全体が主張して大きく見えてしまうという、多くの人が悩む状態になります。
ホームベースと言われて、首から上だけ浮いたように見えてしまうのですね。
角ばっている部分を削ってなめらかなフォルムにすることで、全体が小さく見えてまとまりがある印象になります。
首からスッとフェイスラインが伸びるようなイメージなので、大きさがあまり目立たなくなるのです。
小さくするにはボトックス注射などがありますが、より確実な効果を求めるなら骨を削るしかありません。
そのためエラ削りは角ばった人にとって、救済措置ということになるのですね。
エラ削りと一緒にするのがおすすめな施術は?
エラ削りはそれだけでおこなう人もいますが、多くはそのほかに別の美容整形メニューを追加します。
一緒におこなうことでより頬から下の顔のラインがキレイになったり、コンプレックスを解消できたりするのですね。
では具体的にどんなメニューと一緒におこなったら良いのか、詳しく見ていきましょう。
顎の骨を手術で一緒に削る
いくら角ばった部分のみを削ったところで、端の部分であるあごの形が丸いと全体がコロンとした「丸顔」になってしまいます。
ホームベースが解消されても、今度は丸顔のままではコンプレックスは解消されませんよね。
全体的にシャープな印象にするためには、あごも少し削って形成して尖らせる必要があります。
手術と一緒におこなえばダウンタイムも同時並行なので、負担がより少なくなるのでおすすめです。
あごの部分にヒアルロン酸を注入して、形を整えることもあります。
脂肪吸引でたるみを予防する
角ばっているだけではなく下膨れのように肉が付いている場合には、除去するために脂肪吸引と組み合わせておこなうのがおすすめです。
脂肪吸引はボディだけではないんですね。
脂肪吸引も手術の時に一緒におこなうようにすれば、ダウンタイムも負担がかかりにくくなります。
たるみが出やすい人や、顔の下部に脂肪がつきやすい人はぜひ一緒におこなうとスマートになるでしょう。
歯を美しく見せる歯科治療
角ばったあごのラインをしている人は、出っ歯や受け口などになっている確率が高いのです。
歯の生え方や形に問題があってフェイスラインが良くない場合には、歯を美しくするための歯科治療をおこなうこともできます。
噛み合わせを整えて、フェイスラインだけでなく口もとの美しさも気にしていきたいですね。
美容外科と美容歯科があるクリニックを選ぶと、よりスマートに対応やカウンセリングをおこなってくれると思います。
エラ削りの費用は全部でどのくらいかかる?
エラ削りをおこなって長年悩んできたコンプレックスを解消しようと心に決めても、やはり費用は気になってしまうものです。
結構大掛かりな手術なので、すごい費用がかかりそうなイメージではありますが…実際どうなのでしょうか。
実は美容整形外科によって異なるものの、費用の総額が計算しにくい仕組みになっているのです。
では費用の内訳や実際にかかる金額などを、詳しく見ていきましょう。
エラ削りにかかる費用の内訳
エラ削りをする流れとしては、単に手術をするだけではありません。
手術をするためには全身麻酔をおこなわなくてはなりませんし、全身麻酔をするためにはいろいろな検査を受けなければならないですよね。
そのため手術のみではなく、費用の内訳としては検査代や全身麻酔代も考えなくてはならないのです。
このほかに各種オプションをつけたら適宜追加になり、料金も追加されていきます。
ちなみに手術はするものの入院はないので、もし近隣に宿泊する場合にはその料金も病院とは別でかかるのです。
自分はどんなフェイスラインを望んでいるのか、術後はどうするのかなどを今一度確認しながら予算を組んでいきましょう。
エラ削りにかかる費用とは
エラ削りをするのにかかる費用は、どのくらいなのでしょうか。
病院によって値段はかなり異なるので、まずは病院ごとに見ていきましょう。
湘南美容外科 | 129万8千円〜、全身麻酔と検査代は別で15万8千円かかります。 |
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リッツ美容外科 | 129万6千円〜、全身麻酔と検査代は別途必要です。 |
共立美容外科 | 91万8千円〜、全体的に削る場合は1,404,000円〜、全身麻酔や検査代も込み。 |
高須クリニック | 120万円〜180万円、手術やアフターケアの料金も含みます。 |
まとめ
エラ削りが人気な理由と、どのくらいの費用がかかるのかを詳しくご紹介してきました。
角ばった部分を削る手術は口の中からおこなうことが多く、ほとんど傷跡がわからないのが特徴です。
顔の外側の大きさや形はその人の印象を左右するため、費用が高くてもおこなう人が多く人気があります。
多くのクリニックで100万円を超えますが、半永久的な効果が続くため長い目で見れば安いとも考えられますね。
顔を大きさや輪郭から変えたい小顔を目指す人は、エラ削りをおこなってみるのがおすすめなのです。
その他鼻を高くしたり豊胸したり、多汗症や痩身などに興味がある場合には診療予約をして相談してみてくださいね。