誰もが憧れるたるみがなくハリのある若々しい肌、なかなか維持するのは難しいですよね。
しかし若々しい見た目をキープするのは、実は難しいことなのです。
セルフケアをおこなっている人は多いですが、やはり加齢や肌へのダメージなどが重なると対処にも限界がきてしまいます。
そんな時に重宝するのが、美容外科クリニックでおこなうたるみ治療です。
どういった方法で、いつまでもハリのある見た目を保つ事が出来るのでしょうか。
そこで今回はたるみ治療最前線ということで、ハリのある若々しい印象を作る方法について詳しくご紹介していきます。
たるみのある肌とない肌の違いとは?
同じ年齢でも肌がたるんでいて老けた印象を受けやすい人と、いつまでもハリのある若々しい人がいます。
果たして両者の肌の違いというのは、どういったことが挙げられるのでしょうか。
たるんでくる原因を知ることにもつながるので、詳しくみていきましょう。
たるみ治療が必要な肌とは
人間の皮膚は外側から順番に表皮層、真皮層、皮下組織の3つの層でできています。
肌が重力に逆らえずに垂れ下がってしまい、シワなどが出来やすい状態になっている原因は主に真皮層にあります。
真皮層にはコラーゲンやエラスチンが規則正しく配列しているのが正常なのですが、加齢などでコラーゲンやエラスチン量が減ってしまうのです。
そのため真皮層のコラーゲンやエラスチンが減少することでバランスを失い、表皮層がガタガタになってしまいます。
表皮層がガタガタになるとシワやほうれい線などができやすくなり、老けた印象になるのです。
たるみ治療が必要ない肌
たるんでしまうのは真皮層のコラーゲンやエラスチンの減少が主な原因ですが、治療が必要ない場合はどうなっているのでしょうか。
皮膚が垂れ下がっておらずハリもある場合には、多くの人の肌にまだコラーゲンやエラスチンが規則正しく並んでいます。
量も十分あるので、表皮層が影響を受けることもなく肌にハリを残せるのです。
ハリが失われると一気に老けた印象になってしまうので、注意しましょう。
たるみ治療の方法はどんな流れなの?
たるみ治療に興味はあっても、実際どんなことがおこなわれているのかわからないと不安ですよね。
どのような方法でハリのある肌を作っているのかなど、まずは流れについて把握しておきましょう。
部位や流れによっても、具体的にどんな方法でおこなうのかみていきましょう。
表皮を整えることも大切
コラーゲンなどがある真皮層の中での変化が、主にシワなどの垂れ下がりの原因だと考えられています。
しかし真皮層をケアする前には、やはり目に見える部分の表皮を整えることはとても大事なのです。
年齢を重ねることで毎日のターンオーバーのサイクルが変化してくるので、表皮が薄くなってきていてたるんでしまいやすい状態になっています。
表皮の衰えはくすみなどにもつながるため、まずは表皮を綺麗に保っていきましょう。
表皮を整えるのに最適なのが、ケミカルピーリングです。
マイルドに肌の表面だけを溶かしながら、くすみのもとである古い角質を取り除いていきます。
たるんだ部分の引き締め
垂れ下がってたるんだ部分は、引き締めてあげないと重力に負けて下がる一方です。
たるんだ部分を放置するとマリオネットラインが目立って、より老けた印象になってしまいます。
脂肪が原因でたるんでいる部分には、ハイフの温熱レーザーで引き締めるのが効果的です。
輪郭には引き締めと小顔効果のためにボトックスを注射して、筋肉組織を衰えさせていきます。
脂肪がたまって下がることを許さず、こまめに処理していきたいですよね。
表情筋を引き上げていく
年齢を重ねると筋力が低下するように、顔の筋肉である表情筋も劣化していきます。
そんな時に溶ける糸を使って、表情筋を引き上げていくフェイスリフトの一種であるスレッドリフトがおすすめです。
切らない方法でリフトアップできるため、体に負担が出にくいのが特徴でしょう。
さらに体にいつまでも異物が残ることもなく、安心して経過観察を過ごせるのです。
スレッドリフトは単なる顔の皮膚の引き上げだけではなく、糸をさした部分からコラーゲンの生成がおこなわれます。
糸が自然に吸収された後も、ハリのある肌を維持することができるのです。
自宅でもセルフケアとして、表情筋を鍛える運動をおこなっておくと良いでしょう。
ハイフはレーザーの中でも表情筋層に届くので、より奥深い部分に照射ができます。
スレッドリフトと組み合わせておこなうことで、引き締め効果はグンとアップします。
萎縮部はボリュームを出す
加齢とともに骨や筋肉の萎縮が始まり、まぶたの上や頬の下などが萎縮して痩せて見えてしまいます。
一部分のみ痩せているとくぼんだ部分に影が出て、顔色が悪く見えたり疲れが出たり良いことはありません。
ただし萎縮部分にはボリュームを出すことで、より貧相なイメージを払拭することができます。
ボリュームを出すにはヒアルロン酸を注入して、ハリを取り戻しましょう。
たるみ治療の負担にならない方法とは?
少し前まではたるんだ部分を改善するような美容整形手術は、大掛かりなものばかりでした。
しかし治療の最先端ではメスを使わないリフトアップや肌の奥に届くレーザーなど、便利なものが増えましたね。
そんな便利なメニューの中でも、やはり気になるのがダウンタイムの長さです。
忙しい人などは日常生活に支障が出ると困るので、なるべく体に負担のないダウンタイムが短いメニューが適しています。
スレッドリフトもレーザーも、施術の当日からメイクをして帰れるという特徴があるのです。
腫れや痛みもほとんどなく、ダウンタイムも非常に短いのが特徴です。
日常生活に支障をきたすことなく、安全に素早く施術が受けられるのは嬉しいですね。
糸を使ったメニューは針で通した部分のみ点状に内出血が認められることがありますが、多くは2週間以内に自然と消えていきます。
さらにメイクをすれば見た目もほとんど目立たないので、自然治癒するまではカバーしておけばいつも通りの生活を送れるのです。
施術後は激しい運動などを避けて、ごくごく普通の生活をするだけでオッケーなのも制約がなくてありがたいですね。
ほとんどが日帰りでできる施術ばかりなので、時間がない人や何度もクリニックに足を運ぶのが嫌だという人でも安心して治療を受けられるでしょう。
まとめ
たるみ治療最前線ということで、ハリのある若々しい印象を作る方法について詳しくご紹介してきました。
どのようにたるんだ肌を治していくのかというのは、多くの人が興味あることですよね。
たるんだ皮膚というのは、真皮層のコラーゲンやエラスチンの数が減っているのが原因です。
しかし流れとしては最初に真皮層ではなく表皮層から整え、次に真皮層に届いてアプローチします。
最後にボリュームが足りないところはヒアルロン酸で調整して、若々しい見た目の完成です。
手軽におこなえるスレッドリフトやヒアルロン酸はダウンタイムも少なく、日常生活に支障が出ることなく施術を受けられます。
忙しい人ほど効果の持続時間が長く、手軽にできるのが特徴なんですね。
若々しい見た目を憧れにしておくのはもったいないので、ぜひ若々しさを保つためにも老け顔に悩みのある人は美容外科の予約を入れたいところです。