顔のたるみで気になるのは、単にむくみだけではない脂肪が垂れてきてしまうことが挙げられます。
なんとか落とすことを試みようとするも、なかなかセルフケアではうまくいかないことが多いですよね。
毎日のセルフケアはとても大変で長続きしない、効果があまりでないという人もいます。
そんな中で美容整形クリニックでの施術をおこなえば、手間をかけずにたるんだ部分をすっきりさせることができるのです。
そこで今回は顔についた脂肪をなんとかしたい人に向けて、手間をかけずに落とす方法の情報をご紹介していきます。
どうして顔の脂肪は落とすことが困難なの?
お腹、太もも、お尻…さまざまな部分に脂肪はつきますが、どうして顔だけは落とすことが難しいのでしょうか。
一度つくとなかなか取れないイメージもあることから、ついてしまったら諦めてしまう人も多いのです。
しかしどうして落としにくくなってしまうのか、まずはその理由から説明していきましょう。
表情筋の働きが弱っている
肌の表面など浅い部分ではなく、もっと深いところに表情筋という筋肉があります。
この表情筋こそたるみなどに深く関わる部分なのですが、加齢により少しずつ衰えていくのです。
それでなくても最近はスマホの長時間使用などによって筋肉を大きく使う機会は激減しています。
筋肉は使わなければ衰えていくばかりなので、表情筋が弱ったところに付着しやすくなるのです。
燃焼されにくい場所だから
付着したとしても、実は場所によって落ちやすさに違いがあるのをご存知でしょうか。
お腹などはエクササイズによってある程度は燃焼していきますが、フェイスラインの場合は最後まで燃焼しにくい性質があるのです。
体はしぼれてきたのにどうして頬や顎などは全然しぼれていないのかと凹む前に、燃焼されやすさを頭に入れておくと良いですね。
顔に脂肪がつきやすいタイプの特徴とは?
基本的にはフェイスラインにたっぷりと付着している人と、いつもスッキリしている人と2種類います。
ではフェイスラインにつきやすいタイプの特徴とは、一体どういった面で挙げられるのでしょうか。
自らの生活習慣と当てはまることはないか、チェックしてみてくださいね。
表情豊かなタイプではない
もともと表情が豊かなタイプではない場合や普段から人と接する機会がない人、スマホを長時間いじっている人は表情筋が日常的に使われていない恐れがあります。
表情筋を使わないとどんどん筋力が衰えていって、たるみなどが現れやすくなるのです。
中でもスマホの使いすぎは自分で思った以上に無表情となっているため、すっきりした見た目を作るのに大敵でしょう。
普段表情が豊かでないタイプであれば、意識的に口を動かすエクササイズやマッサージなどをしてみると良いですね。
普段から運動はあまりしない
運動とフェイスラインのたるみとどう関係があるのかと思われがちですが、体ともつながっているので重要なつながりがあります。
普段から運動しない人は全身の血行が悪く、血液に老廃物が混じったままになりがちです。
そのためリンパの流れも悪くて、ダイエットしにくくたるんできやすい悪影響が揃ってしまうんですね。
毎日少しでも血行を促せるように、お風呂は湯船に入ったり肩まわりを大きく動かしたり工夫しましょう。
食べる時噛む回数が少ない
食事の時間は絶好の口周りの筋肉を鍛えるチャンスなので、できればきちんと咀嚼回数を増やして食べたいですよね。
しかし現実はそこまでゆっくりご飯を食べられている時間はなく、あまり口を動かさずに飲み込んでしまう傾向にあります。
食べる時間は簡単に口周りの筋肉を鍛えるため、絶好の改善の機会なのです。
きちんとモグモグと口周りを動かして少しでも筋力をつけないと、どんどん表情は乏しくなってしまいます。
顔についた脂肪を手軽に落とす方法とは?
すでについてしまった後は、さすがに毎日解消のためにコツコツとセルフケアをするのは難しい…という人は美容整形外科クリニックでおこなわれる施術を試してみましょう。
ダイレクトに働きかける落とす方法をおこなってくれるので、より高い効果が期待できます。
では具体的にどんな施術があるのか、詳しくみていきましょう。
レーザーでSMAS筋層を加熱
レーザー治療といえばサーマクールなどが多くおこなわれていましたが、実は筋肉組織であるSMAS筋層までは到達できませんでした。
しかしがん治療にも使われているHIFE (ハイフ)ならば、肌の奥の筋層にも届くのでより高い効果を得られます。
スポット的に加熱をするので、肌のコラーゲン修復にも高い効果を発揮するのが特徴です。
ハイフはダウンタイムがほとんどないので、手軽にできるばかりかすぐにメイクをして帰れるので周囲にバレにくいメリットがあります。
日常生活に支障をきたさないということで、非常に人気が出てきています。
話題の小顔注射で溶解する
引き締まった状態にする美容整形の施術といえばボトックス注射ですが、ボトックスは筋肉組織の働きを弱めてシャープな印象に導きます。
そのためボトックス注射は脂肪によってむくんだりたるんだりしている場合は、あまり適さないのですね。
そこで今話題になっているのが、小顔注射といわれる脂肪溶解注射です。
注射した範囲の脂肪を溶かして解消していくことで、ダイレクトに落とすことができる便利さが魅力でしょう。
脂肪吸引で輪郭をすっきり
吸引というとダイエットによる痩せ効果を期待して太ももやお尻などにおこなうイメージがありますが、フェイスラインにもおこなってくれます。
気になる部分をダイレクトに吸い取ってくれるので、施術後すぐに痩せたような効果を実感できるのが特徴です。
吸引は痛みが出やすいなどダウンタイムを設ける必要があるので、最終手段として覚えておきたい方法ですね。
溶解注射で落とすことができなかった部分に使うのが、適した使い方でしょう。
顔の脂肪以外に効果的な落とす方法とは?
たるみやむくみの原因は、関連して筋肉によるものも考えられます。
吸い取るものがない場合には、ほかの施術を選択する必要があるのです。
どんな施術方法があるのか、詳しくみていきましょう。
筋肉を弱めるボトックス注射
表情筋が不必要に盛り上がっていたり、垂れてしまったりしている場合にはボトックス注射がおすすめです。
ボトックス注射はボツリヌス菌という毒素を使って、筋肉組織の働きを弱めて収縮させます。
毒素といっても体にとって副作用はなく、安全性の高い施術となります。
頬が盛り上がっている、エラが張っている場合などに効果を実感しやすくなっているのが特徴です。
顔全体を引き上げる糸リフト
筋肉が加齢などにより重力に負けて引き下がった状態を、全体的に引き上げるのが糸リフトです。
糸リフトはメスを使わない方法なので、ダウンタイムが少なくて負担があまりかかりません。
一部分だけでなく全体的に引き下がった印象がある場合は、糸リフトでフェイスリフトをおこなったら若々しいイメージになれるのですね。
糸リフトは溶ける糸を使用しているため、自然と元の状態に戻っていくのが特徴です。
まとめ
顔についた脂肪をなんとかしたい人に向けて、手間をかけずに落とす方法をご紹介してきました。
表情筋を使って鍛えておかないと、加齢などとともにだんだんとたるみやむくみが起きてきます。
SMAS筋層に作用するレーザー治療や溶解注射、吸引などが病院での施術としてはメジャーです。
筋肉が衰えることが原因として考えられる場合には、ボトックス注射なども効果的でしょう。
しっかり医師からカウンセリングを受けて、若々しい見た目を手に入れていきたいですね。