「目の下のクマ」ができると、顔の印象がすっかり老け込んでしまいます。

症状によってはメイクで隠せないこともありますし、一般的なスキンケアだけでは歯が立たないことも多いようです。

せっかくの美肌もクマがあるだけで台無しですよね。

目の下のクマを改善させるには、まずクマの種類と原因、性質を熟知することが大切です。

ここではクマの種類別に原因やケア方法などを解説しています。

目の下のクマにはどんな種類があるの?

クマの種類

女性の顔の印象を悪くする「目の下のクマ」には、その原因によっていくつかの種類に分類することができます。

自分のクマがどういったことが原因で起きているのか判断するためには、まず「クマの色」を確認しましょう。

できるだけ大きな鏡の前で、最初は近くから確認し、次に少し離れた距離で目の下を確認します。

最近ではどなたでもスマホをお持ちでしょうかから、カメラでセルフ撮影するのもいい方法です。

撮影したカメラの画像をスマホで引き伸ばしたりしながら確認すると、「他人からの目線」で自分がどんな風な顔色をしているのかが確認できます。

この場合フラッシュやライトはOFFにして撮影します。

目の下のクマの色による違い

クマの色

目の下にできるクマには、3つの種類に分類されます。

まず確認するところはクマの”色”です。

クマの部分の色の種類によって、原因がまったく違ってくるのです。

クマの色の種類

  • 青クマ
  • 茶クマ
  • 黒クマ

目の下が薄っすらと青い場合は「青クマ」です。

青クマは、肌質などによって茶クマと識別しずらい場合がありますが、目の下の皮膚を眼球から引き離すように引っ張ったときに青い色がなくなれば、青クマである可能性大です。

青クマは色白な女性に現れやすく、浅黒い肌の女性はあまり目立たないという性質があります。

次に「茶クマ」です。

茶クマは、青クマのように透き通ったような色ではなく、皮膚表面にくっきりと浮かび上がるクマです。

先ほどの青クマと同じように目の下を引っ張っても、色が消えない場合には茶クマかもしれません。

アザやシミのような色をしているのが茶クマの色です。

最後に「黒クマ」はどす黒い感じの色で、光の当たり方によって見えたり消えたりするタイプのクマです。

目の下の皮膚がたるんだり膨らんでいるような場合に出やすい性質があります。

目の下の皮膚に加齢性の変異がある場合には黒クマを疑いましょう。

それぞれのクマの原因とケア方法

クマの原因とケア

目の下にできるくクマの色や形状で、自分がどれに当てはまっているか確認できれば、次にそれぞれの原因を知ってケアを検討しましょう。

それぞれのクマのタイプ別に詳細を解説します。

青クマの原因とケア方法

青クマの原因

睡眠不足

目の下にぼんやりと青色が見える「青クマ」は、皮膚の奥の真皮層にある血管の色がにじみ出ることが原因です。

血管は光の性質が関係して、血液の色が赤が変異して青色に見えます。

腕の内側などの皮膚の薄い部分の血管を見てみると青いはずです。

その血管の青色が目の下に見えてしまうのが青クマの正体なのです。

青クマは「血行不良」「血液がドロドロになっている」ことが原因です。

血液が濃くなることで色素が強くなり、健康な血液が流れているときよりも皮膚表面に浮き出てしまうのです。

元々色白の女性などに出やすい種類のクマだと言えるでしょう。

  • 睡眠不足
  • 疲れ
  • 冷え性
  • 喫煙のし過ぎ
  • 目の酷使(パソコン・スマホなど)

など、血行不良になる原因はさまざまですが、最近普及が本格化しているスマホの使いすぎでクマを作ってしまう女性も多いようです。

パソコンやスマホなどから発せられる「ブルーライト」にも活性酸素という毒素が体内で発生させる害があるといいます。

活性酸素は血液の状態を悪くしますから、とくに注意が必要です。

青クマのケア法

ホットタオル

青クマの原因は皮膚そのものではなく真皮層にありますから、どれだけ皮膚表面のスキンケアに力を入れても改善することはできません。

青クマは顔部分の血行を良くすることで根本的な改善を心がけなくてはならないのです。

・ホットタオル等で目と目の周辺を温める
・ツボ押しや顔・頭部のストレッチやマッサージをする
・食生活や生活習慣に気を配り、血液をさらさらにする努力をする

青クマを完全にケアするためには、全身の血管の健康を取り戻すことが先決なのです。

血液がサラサラになると、血管内の血液の色素も薄くなることでクマも目立たなくなるはずです。

茶クマの原因とケア法

茶クマの原因

アイメイク

茶クマは目の下の皮膚そのものに現れる色によるもので、「色素沈着」を起こしています。

  • アイメイクの洗浄不足
  • 紫外線によるメラニンの影響
  • こすることによって起きる皮膚へのダメージ
  • 乾燥

などが原因だと考えられます。

ファンデーションである程度カバーすることもできますが、やたらと化粧品を使用し続けると悪化してどんどん色が濃くなることもあるので、根本的なケアを心がけなくてはなりません。

茶クマのケア法

クレンジング

茶クマは目の下の皮膚への色素沈着が原因ですから、一般的なスキンケアが通用します。

  • こすらないクレンジングを心がける
  • アイメイクを止めるか軽度に抑える
  • 紫外線対策を徹底する(UVクリームや帽子など)

茶色はシミなどと同じ「メラニン」が皮膚内に発生することで起こりますから、紫外線対策は基本中の基本です。

またできるだけ顔の皮膚に負担をかけないように心がけ、ダメージを与えないクレンジングやメイクをすることも忘れてはいけません。

美容に良いと思われている洗顔のしすぎもダメージを与えてしまいます。

皮膚をこすることでも刺激を受けてメラニンが生成されてしまうので要注意です。

とにかく目の下を含めた、顔へのダメージを軽くすることを意識しましょう。

黒クマの原因とケア法

黒クマの原因

目のたるみ

黒クマは、加齢などに伴い目の下のまぶたの皮膚がたるんだりすることでできる”たるみ”の「影」が正体です。

毎日のメイクやスキンケアのとき、明るい照明が顔に当たっていると自分では気づかないこともあります。

ところが写真を撮って確認すると、くっきりと黒いクマを発見して初めて気づくようなケースが多いのです。

自分で気が付かなくても、他人からは黒クマは見えている状態ですので、なんとか対処しなくてはなりません。

とくに年齢を重ねた女性に黒クマはできやすく、ファンデーションやコンシーラーでも隠すことが難しく悩みの種になるタイプです。

黒クマは、顔部分の肌の老化により、目の下の皮膚がたるんだりむくんだりし、そこに凹凸ができると光を顔に受けたときに「影」ができてしまうのです。

ですから「加齢が原因」といっても、肌のコンディションによって個人差があります。

黒クマのケア

睡眠

黒クマは全身、あるいは顔部分が局部的に老化することで起こりますから、スキンケアやヘルスケアで「アンチエイジング」をすることが大切です。

大病を患った人なども黒クマができやすいので、内蔵の病気のある人はまずそちらに治療を優先させるべきです。

顔部分だけの老化が原因であるならば、マッサージやコラーゲン・ヒアルロン酸などを与えて肌にハリとツヤを蘇らせることでケアします。

  • 生活習慣の改善(とくに睡眠)
  • 食生活の改善(暴飲暴食を止めバランスの取れた食事を心がける)
  • 有酸素運動
  • 目の下のマッサージ
  • 顔・頭部・首などへのツボ押し
  • UVケア
  • コラーゲン・ヒアルロン酸配合のスキンケ用品を使う
  • 保湿を心がける

ダイレクトに効果があるのは、マッサージやツボ押しなどで「血行を促進する」ことです。

血流の悪化は老化を進めてしまいますので、常に首や顔・頭部の血行を意識しましょう。

また、紫外線による肌の劣化も見逃せません。

また加齢が進むと体内でコラーゲンなどが作られなくなるために、外から摂取する必要があります。

加齢の進んだ肌に強い紫外線を浴びると、一気に肌が劣化してしまうので、UVケアも念入りに行うとよいでしょう。

運動不足をしたり夜更かしをする人も黒クマができやすい傾向にありますので、生活全体を健康的に変えるだけでも黒クマが消えてくれることも少なくありません。

この記事のまとめ

目元

目の下や目頭のクマの原因や解消する方法をご紹介しました。

目元は女性の美容に大きな影響を与える重要なパーツです。

クマの種類によっては正しいスキンケア商品を使ってみるのもおすすめの解消法です。

また、目の下のクマはスキンケアの領域から外れ、深刻な病気の症状であることも少なくありません。

顔のことだけではなく、日頃の生活習慣や体調など、トータルで原因を見極めることも大切なのです。